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秋の花粉症にご注意を!

花粉症は春だけではなく秋もある、というのは悩んでいる方には当然のことなのですが、TVなどで春とは違って全然言わないので知らない方もいるかもしれません。
造園業は植物と身近に接するため、春も秋も花粉症に苛まれている人も多いのが現状です。
今回は、そんな身近なのに知られていない秋の花粉症についてお話します。

秋の花粉症の原因となる植物は、キク科のブタクサやヨモギなどです。どちらも山や野原、公園や中央分離帯、花壇などでよく見る雑草ではないでしょうか。野山や住宅街だけではなく、オフィス街などにも自生しています。
よく見るのに症状が出ないな?という方もいらっしゃるかもしれません。
それもそのはず、ブタクサやヨモギの花粉の飛距離は数メートル。飛んでも100メートルくらいがせいぜいだと言われています。
春のヒノキやスギ花粉は数キロから数百キロ飛ぶことと比べると、患者数が少ないのも頷けます。
ただ、我々のように除草や草刈りなどの作業をすると、間近に花粉が飛散していますので要注意です。できるだけ吸い込まないようマスクをしたり、着ていた服をしっかり払うなど、予防対策が大事です。
ブタクサの花粉は大変粒子が小さく、身体の奥深くまで侵入することがあって喘息のような症状を引き起こす場合があります。そうならないように気をつけて下さい。

秋は夏の疲れが溜まっていて身体が疲れている時期。体調を崩しやすい時期です。
風邪ひいたかな?と思っていると、実はアレルギーだったということも。熱がないのに咳が続くときは花粉症も疑ってみて下さい。病気とアレルギーは治療が全く違うので、自己判断せず医療機関にお世話になったほうがいいと思います。

これから外で過ごすには良い気候になってきます。
身近なブタクサやヨモギに気をつけて、アウトドアライフを楽しんで下さい。

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