植物の中には自己防衛の手段として有毒成分を体内に含んでいる植物が存在します。
そこで、今回は身近な有毒性植物をいくつか紹介します。
キョウチクトウ
有毒成分:強心配糖体(オレアンドリン)
中毒症状:嘔気・嘔吐、四肢脱力、倦怠感、下痢、めまい、腹痛
花、葉、枝、根、果実に毒性があり、周辺の土壌にも毒性が残ります。また、燃やして発生した煙にも毒を含みます。
アジサイ
有毒成分:青酸配糖体、嘔吐性アルカロイド
中毒症状:嘔吐、めまい、顔面紅潮
時折食事に添えられることがありますが、口に含まないよう注意しましょう。
スイセン・スノーフレーク
有毒成分:ヒガンバナアルカロイド
中毒症状:悪心、嘔吐、下痢、発汗、頭痛、昏睡、低体温
見た目がニラに似ているので、誤って食さないよう注意しましょう。
白インゲン豆
有毒成分:フィトヘマグルチニン
中毒症状:嘔吐、下痢
一時期ダイエット食材としてテレビで取り上げられていましたが、加熱処理せずに食べてしまうと中毒症状が生じます。
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