クリスマスになると街のあちこちで見るようになるポインセチア。
クリスマスにポインセチアを植えるようになったのは、クリスマスカラーの赤・緑・白からだそうです。
冬の色づく赤い葉、そして元々の緑の葉、それから茎が折れた時に出る白い樹液から来ているからとか。
ポインセチアは一般的に育て方がやや難しいです。
まず温度ですが、寒い冬に見かけるので寒さに強いと思われがちですが、メキシコ西部原産のため寒さは苦手。10度以下では生きられないので、日本の冬は室内に入れて管理します。特に寒風に過敏で、室内でも出入口など冷たい風が当たる場所ではすぐに汚くなってしまいます。
水に関しては、やや乾燥気味にする必要があります。水をやりすぎるとすぐに調子が悪くなってくるので、気をつけて下さい。
そして日当たり。とても太陽を好む植物なので、日当たりの良い場所に置くようにしましょう。
ちなみにポインセチアの赤い葉は、日が短くなると花芽が形成されるにつれて色づきます。つまり短日植物です。
普通に育てているとクリスマスには赤くなりませんし(正月以降に赤くなります)、室内の明るい所に置いているなら一年中赤くなることはありません。
売っているポインセチアは布を被せるなど、短日処理がされているものです。