プリムラ・ジュリアンについて

冬になると花壇や花苗販売コーナーでよく見かける「プリムラ・ジュリアン」。多彩な色や八重、バラ咲きがあり、ひときわ鮮やかです。

 

プリムラ・ジュリアンはプリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリエという品種を日本で交配させて誕生しました。
小型でカラフルなのが特徴です。

ポリアンサも交配された品種で、ヨーロッパ原産のプリムラ・エラチオールとプリムラ・ブルガリス、プリムラ・ベリスなどを交雑させ育成された品種群と言われています。
もともとポリアンサは花茎を伸ばしその先に花を咲かせる品種でしたが、最近ではジュリエとの交配が進んでポリアンサもジュリアンと似たように株元で花を咲かせる性質に変わってきています。
そのためポリアンサとジュリアンを見分けるのが難しくなってきました。
ジュリアンを育てているとたまに花茎を伸ばして咲くことがあります。これはポリアンサが持っていた元の特性が先祖返りして現れたものです。

さて、プリムラ・ジュリアンの中で黄色だけが良い香りがするのをご存知でしょうか?何とも言えない、甘い香りです。
これはポリアンサの元となったプリムラ・ベリスに香りがあり、その性質が残ったのではないかと言われていますが、未だ解明されていません。
プリムラ・ジュリアンを見つけた時には是非、黄花の香りを楽しみながら香りの謎に思いを馳せてみては如何でしょうか。