最近、和モダンのブームもあり、日本庭園の良さの再認識が広まりつつあります。
日本庭園を構成する要素の中でも、手作りの良さやあたたかみを感じるのが竹垣です。
最近は本物と見紛うばかりのスチールやプラの竹垣もありますが、経年劣化するからこそ味を出す本物の竹垣は欠かせません。
しかし、弊社がある神戸では竹垣を作成するようなお庭の作庭に携わることは稀です。
竹垣の技術を持った職人は腕が鈍らないように、また後輩に教えるために、公園の補修やイベントなどで機会を作って竹垣作成をしています。
先日、相楽園に竹垣のゾーンがオープンしました。
竹垣を代表する様式が小さなスペースで一挙に見れます。
これから1年ほどブースはそのままあるそうですので、竹が風雨にさらされて色や風合いが変化していくのを見ることが出来ます。
相楽園の見事なツツジ園を散策がてら、是非見てみてくださいね!
左奥からあやめ垣、建仁寺垣、隙間に見えるのが柴垣、みす垣、鉄砲垣、左前から四ツ目垣、枝折戸、手前にある低いものが境界です。