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長命草って知ってる?

「長命草(ちょうめいそう)」は、和名を「ボタンボウフウ(牡丹防風)」と呼ばれ、沖縄を代表する健康野草として注目されています。日本最西端の沖縄編与那国島に自生するセリ科の植物で、葉の形がボタンの葉に似ていることから名付けられました。

「サクナ」や「チョーミーグサ」と呼ぶ地方もあるそうです。
クローバーのように3つの葉を持ち、7〜8月に白い小花が円上に集まった花を咲かせます。
原産地は沖縄県で、断崖絶壁に青々と葉を茂らせ、強い紫外線と潮風を浴びても力強く育つ多年草の植物で、八重山諸島では、神様に捧げられてきた神秘の野草でもあり、「1株食べると、1日長く生きられる」と伝えられています。


長命草の栄養分は抗酸化ビタミンA、C、Eや、B2、βカロテン、ミネラル、カルシウムなども豊富に含まれており、ルチン等のポリフェノールもバランス良く含まれています。
特にβカロテンは赤ピーマンの3.4倍、鉄分はほうれん草の7.3倍、ビタミンB6は637倍も含まれているといいます。


栄養豊富なため、喘息や神経痛、風邪による熱、動脈硬化、高血圧、抗酸化作用、整腸作用、疲労回復効果があるとされており、特に抗酸化作用が注目されているそうです。
ただ、野草ならではの香りと苦味があるため、沖縄では新芽や柔らかい部分の葉を食べるそう。
最近では大手メーカーが青汁にしたり、サプリに開発したりする等、本州でも手に入れやすくなってきているようです。


栽培方法はパクチーの栽培と同じとか。乾燥して高温である環境を好むため、日本の高温多湿な夏は苦手なので、本州での栽培は難しいかも知れません。夏を丈夫に越すことが重要です(耐寒性が無いため、冬も苦手ですが)。

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