アオキの良さ、用途

アオキという植物をご存知でしょうか。

耐陰性のある植物なので、よく日当たりの悪い中庭や北側の緑地に植えられることがあります。

今回は日陰の主役、アオキのお話です。

 

アオキはアオキ科の常緑低木で花期は3月下旬から5月上旬の頃です。

名前の由来は新しい枝が伸びて数年間青いことからついたと言われています。

常緑な上に耐寒性が強く、また日陰でも生育するために日本では古来から庭木として良く使われてきました。美しい照りのある大きな葉が好まれ、またそこに降り積もる雪に風情があります。

斑入り葉の園芸種が沢山作られ、黄色い斑点や白い筋状の斑など様々です。斑入りは日陰を明るく見せるということで、日本庭園でも洋風庭園でも好まれてきました。

アオキには雌雄異株のため、それぞれの良さと用途が異なるので、植える時は場所を考えましょう。

 

雌木は冬にかけて大きな赤や白、黄色の実を付けます。雄木よりやや小さくまとまるため、鑑賞する窓などの近くや冬場に彩りが欲しいところなどだと良いですね。列植も良いですが、景石や灯籠に沿わせるように植えるのもオツです。

 

雄木は雌木より多く花が咲くこと、また樹木が大きく成長します。昔から「バカ」と言われるのは雄木のこの大きくなる特徴からだそうです。もちろん剪定して小さく管理することもできますが、生け垣や目隠し、景観木としての利用もオススメです。ボリュームを活かした植え方をすると、ジャングルのような迫力も楽しめます。

 

アオキは古来から日本人に愛されている樹木ですが、良さを再認識しつつ活躍して欲しい樹木のひとつです。