今はワールドカップシーズンですが、この前まで冬季オリンピックでしたね。
オリンピック時のビクトリーブーケをご存知でしょうか?
オリンピックの勝者にメダルと共に贈られる花束のことで、開催国の地域性や文化を反映したもので作られるそうです。
例えば2008年北京オリンピックでは、国旗にちなんで赤で統一されたブーケでした。
2012年のロンドンではイングランドの国花であるバラでピンク、オレンジ、黄色、緑の4種類のバラのブーケが作られました。
ただ、リオ以降はブーケではなく記念品が贈られるようになり、リオの時はメダル立て、今年の平昌はぬいぐるみとなりました。
次の東京オリンピックではブーケにするか記念品にするかまだ決まっていないようですが、ビクトリーブーケを作るとしたら約4300個のブーケが必要だそうで、予備も含めて217万本の切り花を準備しなければならなにようです。
今、候補に挙げられているのが、菊、アジサイ、ダイヤモンドリリーで、日持ちもする菊が第一候補です。菊は皇室の花でもあるからです。
猛暑に負けない新品種の開発がされているとか。
ちなみに長野オリンピックの時は長野県生産日本一のアルストロメリアをメインにしたビクトリーブーケでした。
東京オリンピックはまだ2年先ですが、ブーケを見る機会があればどんな花を使ったのか見てみて下さいね!またこれからのオリンピック観戦でも、ブーケに注目してみて下さい。