近年、オフィスや商業施設では観葉植物が置かれていますね。観葉植物を置くことで得られる効果として一般的に言われるのは、
- 空気洗浄効果
- 疲れを癒やす(特に目…植物を見ると緊張が和らぐ)
- オシャレな空間演出
- 記憶力アップやストレス軽減などから生産性向上を見込む
- 植物を通したコミュニケーションの促進
以上が良く挙げられます。
しかし植物の癒やし効果に注目され、屋内空間に多く植物が配置されるようになりましたが、それらが実際に人の生理的側面に与える効果を検証したものはまだまだ少ないのが現状です。
2006年頃から屋内空間における植物の有無が人のストレスホルモンに与える影響を調べること等が試みられて、徐々に観葉植物の効果が実証されてきていますが、まだ未知なる世界のようです。
そんななか、注目されるようになった「緑視率」。緑視率とは視界を占める緑(植物)の割合のことです。どう測るかというと、人の視界である左右120度、奥行き5mの範囲に緑が占める割合だそう。
緑視率が10~15%の環境にいる時に人のストレスが減り、パフォーマンスが最も向上するとか。
少ないと全く効果がなく、また多すぎても不安感やストレスが増すという結果がでています。
現在は緑視率を用いた内装デザインを専門で行う業者でてきていて、生産性向上のためにオフィスの内装をリフォームしたり、初めから緑ありきの設計されることがトレンドとなりつつあります。
みなさんの現在のオフィス内は如何でしょうか?
弊社で検証したところ、場所によっては5%以下の所もあり、改善が必要かも・・・という話が出ました。