ヒマワリの屈光性について

そろそろ夏の終わりですが、ヒマワリについてお話しようかと思います。
ヒマワリは漢字では向日葵と書きますが、確かに太陽の方を向いて咲きますね。
こういった咲き方を屈光性といいます。
実は向日葵、蕾の前から太陽の方へ動いていることが分かっています。また、条件によっては、明るい方向をただ向くこともあって、東や南、西に大きな森があって光が遮断されると、北側の空を向いて咲くことが分かっています。
ヒマワリがなぜ太陽の方を向くのかですが、実は茎の成長が原因です。太陽が東から出ると、茎の西側が東側より伸びます。そのため太陽の方へ花が向いた状態になるのです。
茎の成長の違いを起こしているのは、オーキシンという茎の伸びを促進するホルモンが関係しているそうです。茎に光が当たると、光があたった側から影側にオーキシンが移動します。オーキシンの濃度が濃くなった片側がより成長するため、伸びが少なかった方が曲がってくるそうです。
花が満開になるとヒマワリはもう伸びないため動くことはなくなります。

花が太陽を向いて咲いているように見えますが、実は茎の成長なのです。