芝生の管理で秋の施肥というのがあります。
次の年の春から、病気に強く元気な芝生の準備として欠かせないものです。
今回は芝に対して行う秋の施肥についてです。
高麗芝や野芝など、いわゆる暖地芝は冬は休眠します。そのため、秋に与える肥料はコーティングされた長く効く肥料、例えば120日とか180日効くような肥料は適していません。
そういった長く効く肥料は休眠時の芝生には効かず、雑草を育ててしまうことになるからです。何より肥料がもったいないことになります。
秋に与える肥料は即効性がある化成肥料などにし、与える時期は芝生の休眠時よりも前にしましょう。
秋の施肥は与える時期や肥料の種類を間違えなければ、春からの芝生の生育は良いものになるはずです。