サルスベリの剪定

暑いさなか、沢山咲いてくれたサルスベリ。そろそろご苦労さまです、という気持ちをこめて剪定の準備をされている頃でしょうか。

今回はサルスベリの剪定方法についての豆知識です。

 

サルスベリの剪定は年に2度行うといいよ、とよく聞きます。その2度については、花が終わった10月下旬のころと、落葉期である11月から3月までの間です。

 

10月下旬は、実・種をつけると樹木が弱ってしまうことがあるので、花柄を摘むように剪定します。翌年の開花にも影響があることもあるため、意外と見落としがちのこの剪定は重要です。

 

11月から3月までの落葉期の剪定は、休眠中なので樹形をかえたいときに思い切った剪定をしたり、太い枝を切ることも出来ます。また、次の開花をどのようにするか、剪定方法で変えることができます。

 

もし次の開花を大きな花で彩りたいなら、大きく切り戻しましょう。よくサルスベリに「コブ」を見かけませんか?あれは大きく切り戻し、そこから花枝を吹かせる方法なのです。一気に鮮やかに咲かせたいとお思いならこの方法が適しています。

いやいや、花は小さくても長く何度でも咲かせて楽しみたいという場合は、あまり大きく切り戻さず、細い枝の剪定にとどめます。大きな勢いのある脇芽は出ませんが、小さな枝がたくさん出てずっと咲かせることが出来ます。また、8月頃に花が咲いている枝を2節ほど残して切り戻すと、脇芽が出てもう一度開花します。

 

ちなみに、剪定をせずに放って置くと、高さは6~7メートルまで成長し、横枝も大きく張り出します。芽吹きが良いため、枝葉が混み合い鬱陶しくなるだけではなく、うどんこ病やカイガラムシに見舞われることが多くなります。また、強風にあおられて転倒したり、折れてしまうこともあるので、剪定は適宜行って下さい。