アオダモ

最近、雑木林などのナチュラルな庭に植えられるのに人気のアオダモ。
野球ファンからしたらバットの材料として知られています。
今回の豆知識はアオダモをご紹介致します。

 

アオダモはモクセイ科の落葉の広葉樹です。

4~5月頃に細かな白い花が咲き、遠目にはまるで雪が樹冠に積もったように見えて美しいです。花や実はシマトネリコとよく似ています。

樹高は15mになることもありますが、成長はゆっくりなので庭木としても楽しむことが出来ます。

また、白と緑のまだら模様の幹肌が面白いです。

図鑑には樹皮にはエスクリンという物質が含まれ、切り枝を水に浸すと、水が淡い青みを帯びることからアオダモと名付けられたと書かれています。
実際のところ、日光のもとでは青い状態は分かりません!
暗所で紫外線をあてると、青い蛍光を発することを確認することが出来るようです。
子どもたちの自由研究などに良いかもしれませんね。

アオダモの樹皮には緑色と白色の模様がでることがありますが、これは樹皮に地衣類が付着し、白っぽい斑点模様が出来ることからです。
地衣類が付着するからといって、生育や品質には問題ありません。
アオダモの材質は堅く、強い粘りがあり、曲げることが出来るため、野球のバットだけではなく、スキー板やテニスのラケット、家具なども作られるそうです。

特にバットには寒冷地のアオダモが品質的に適しており、北海道で良質なアオダモが手当たり次第伐採されてしまい、資源確保が難しくなっているそう。
今はバット生産者が「アオダモ資源育成の会」を発足し、育成に乗り出しているそうです。

美しく、用途も多いアオダモ。
これからも私達の身近にあり続けて欲しい樹木です。