夏になると、子どもたちが山や林にカブトムシやクワガタを捕りに行きますね。
そういうとき、一緒に探しに行くと「クヌギやコナラの木ってどれ?」と聞かれることもあるのではないでしょうか。
そうなった時に果たしてクヌギやコナラを見つけられますか?
今日はそんな時に役立つ、クヌギやコナラを簡単に見分けられるコツのお話です。
まず、クヌギやコナラは落葉の高木です。葉の様子や樹高を確認して下さい。
幹ですが、どちらもごつごつしていてやや暗い灰色を帯びています。
また裂け目のようなものが縦に入り、まだら模様があります。
葉の付き方はどちらも単葉で、互い違いに葉がつく「互生」です。
大きさは手のひらよりも少し小さい7cmから15.5cmくらい。育ち方やついている場所にもよりますが、そのくらいです。
そして葉のふちに鋸歯というトゲトゲした凹凸があります。
葉脈は主脈が1本の羽状脈で、鋸歯には直線的に側脈が入ります。
花は4月ごろ、尾状の黄~黄緑色をしています。
コナラとクヌギの違いは葉の形です。クヌギは楕円形、コナラはやや縦長の卵型です。
また実にも違いがあります。
コナラはドングリらしい形をしています。
一方、クヌギはドングリの傘がモジャッとしたカツラみたいな形(笑)。わかりやすいですよ。
これでカブトムシやクワガタが群がるクヌギやコナラを見つけられるはず!
夏休み、頑張って下さい~