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土壌にいる虫や菌のこと

夏休みは子どもたちの自由研究につきあわされる方も多いのではないでしょうか。
子どもたちが大好きなダンゴムシ、大人になると気持ち悪い虫になってしまうこともありますね。
今回は土壌にいる虫などの役割についての豆知識です。

土壌には様々な虫や菌などが含まれています。
1グラムの土に約100~1000万の生物が含まれていると言われます。
土壌に含まれる生物は細菌や藻類などの微生物と、ミミズなどの土壌動物に分けられます。

土壌動物は私達もよく見かけるミミズやダンゴムシ、ダニ、ムカデ、大型ですとモグラなどもあります。
多くは植物(枯れたものも含めて)を食べ、糞として消化したものを出します。これが良い土の素となります。

土壌微生物は落ち葉や死骸、土壌動物が出した糞など様々な有機物から、無機物を生成します。こうして植物が利用できる土となります。
肥沃な土は、土壌動物と土壌微生物がバランス良く活動することで生まれます。
ですので、気持ち悪い!と思わず避けたり、殺してしまう土壌動物には、実は大切な役割があることを忘れないでいて下さい。

子どもたちの自由研究の際に、例え大人が虫や菌や小動物を「気持ち悪い」とか「嫌い」とか言うと子どもたちの自然の神秘に触れたり感謝の気持ちが芽生えるチャンスを奪うことになります。
ぜひ寄り添って一緒に学んで下さいね。

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