夏の間、水やりお疲れさまでした。
花壇も、植木も、芝生も、夏は水やりに追われますね。
今回はその中でも芝生の水やりについての豆知識です。
「芝生の水やりの頻度はどれくらいですか?」
よくお客様に聞かれます。
季節や気候によって水やりの頻度は変わりますし、水の量も変えなきゃならない…結構、説明が難しいです。
基本的に春・秋は3~4日に1度、夏は毎日(時として朝晩の2回!)、冬は高麗芝や野芝などは休眠するため水やりが必要なくなります。
しかし本当に芝に水が行き渡ったのか?と疑問になりませんか?
プロでもなります!
そういう時は、芝生の上を歩いてみて、振り返ってみて下さい。
貴方の足跡が残っていたら水が足りていません。水が十分な時は芝の葉はすぐに元に戻るのでよく分かります。
また、遠くから芝生を見た時に、うっすら黒く、または紫色に見える場合は即水が必要です!
葉が針状に巻いてしまっているため、葉色が黒ずんで見えます。
四の五の言ってる暇もなく、水やりをしましょう。
既に茶色っぽくなったり、白くなってしまっている場合は、もう手遅れです。芝を張り替えて下さい。
また、芝張りをした後は特に水やりが大切です。
芝張り時、よく目土や肥料にムラができ、一部分の芝の成長が悪いことがあります。
それを防ぐためにやや強めの水圧で水をやることで、肥料や目土のムラが無くなり、全体の成長が良くなります。
水の量も染み込んだ後にもう一度やるくらいたっぷり量をあげましょう。
また水やりは根付くまで頻繁に行う必要があります。芝張りは初動が大切です。
美しい芝生の住宅を来年も楽しむために、水やりは極めておきたいですね!