ほとんどの方はアスファルトを突き破って生えている雑草を見たことがあるのではないでしょうか。
これまで、アスファルトの割れ目に生えているのかな?と思っていましたが、詳しい方に聞いて驚いたので、今回は植物の成長する力のお話です。
植物が成長するとき、細胞が水をすって膨らみます。
その膨らむ時に、細胞には圧力がかかり、最大で16kg/cm2かかると言われています。
しかも細胞は細胞壁に守られており、圧力で破壊されることはなくどんどん伸びることが出来ます。
反対にアスファルトは15kg/cm2の力がかかると、ゆっくりと歪んでいくそうです。
意外と抵抗虚しくひずんでしまい、最後には引きちぎられてしまうそう。
こうしてアスファルトを突き破って植物が生えている状態が出来るわけです。
普段見ているアスファルトの割れが無いのは、アスファルトの下に砂利や砂が分厚く敷かれていて雑草が生えないからだそうです。
アスファルト舗装をする際、植物の力も加味した設計が行われているわけです。
植物の力、恐るべし!