ハボタンはキャベツの仲間であるケールから改良された品種と言われています。
日本には江戸時代に食用として渡来しましたが、その後は観賞用として改良されてきました。
ハボタンは日本を中心に品種改良が進み、丸葉系やちりめん葉、切れ葉、高性などさまざまな姿・形が生み出されてきました。
冬の花が少ない時期に、彩りを添えてくれる植物なので冬には欠かせない存在となっています。
また、いつからか正月の寄植えや門松に植えられるようになり、正月=ハボタンと思われている方も多いのではないでしょうか。
ハボタンはケールやキャベツの仲間なので、当然食べることが出来ます。
ただし花壇用に作られた苗は食用に適さない農薬がかかっている場合があるため食べることはオススメしません。
気になる味ですが、こちらは食べる部分や調理方法によって異なります。
柔らかい、手でポキっと折れる部分が食べやすい部分です。
味は苦味がありますが、野菜の苦味が気にならない人(菜の花の苦味など)は大丈夫でしょう。
また、紫のハボタンは色を活かすためには、調理方法によっては色が抜けるのでご注意を。
年末年始にかけて目にすることが多くなるハボタン。
美しい姿を是非楽しんで下さい。