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歩留りって?

「歩留り」という言葉をご存知でしょうか?
ぶどまり、と読みます。製造や生産全般においてはよく使われる言葉だそうです。
造園業ではあまり聞くことがない言葉のため、見積等をしていないと関わることがないかもしれません。

歩留りとは、原料の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数比率のことだそうです。
なんじゃそりゃ?ってなりました。

わかりやすく例で説明します。
山から木材を100m3切り出してきたとします。
樹皮をはぎ、カット加工すると90m3の板が出来ました。
製品となったのは100m3のうち90m3ですから、歩留りは9割です。

 

歩留りの「歩」は自分の取り分という意味を指し、自分の取り分が留まる=利益が残っているという意味で使われるようになったそうです。

さて、造園で関わる歩留りとは何でしょうか?
例えば土壌でしょうか。また防草シートなどのシート類も関係します。

防草シートは貼る時、端部は重ねて接着剤で貼ります。そのため端部はどうしても重なってしまい、初めからそのロスを頭に入れて防草シートを発注する必要があります。
必要な面積が100mm2あって、ロスが2割ある、つまり歩留りが8割の場合は、120m2をあらかじめ見積に盛り込み、発注しておかなければなりません。

土壌は締め固まったり、水分を含んだりする差が発生します。
そのため、歩留りをみる必要があります。

見積や発注時についついCAD上の数量で発注しようとする場合がありますが、ちょっとまって!ロスする分を頭に思い浮かべましょう。
またカタログに歩留りが載っている場合もあるため、見逃さないように気をつけてください。

もちろん、歩留り率が高ければ高いほど(100に近いほど)ロスが少なく、低ければロスが多く割に合わないということになります。

できるだけロスを無くしたいものですね。