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アガパンサスは愛の花?

梅雨時期ににょきっと花茎をのばし、青紫や白色の百合のような美しい花を咲かせるアガパンサス。色はとても爽やかで華美ではないのに、不思議と人の目を惹きつける独特の美しさがあります。
また、光沢の有る緑色の葉が美しく、生育も旺盛で、グランドカバーとしても最適です。
太陽のもとでも、半日陰でも育つ丈夫さも素晴らしいです。
これらの性質から、近年は様々な場所でグランドカバーとして、花の鑑賞目的として、植えられています。

花は5月下旬頃から花茎を伸ばし始めて6月中旬ごろに咲き始めます。
花色は白、紫、青があり、めずらしいものだと褐色などもあります。
栽培はとても容易で、乾燥に耐え、耐陰性があります。
環境圧に強いので植えるところをあまり選びません。
ただし、寒いところだと冬場に葉が黄色く溶けてしまうことがあります。
葉が溶けてしまっても、地下茎は生きていることが多いので、汚くなった葉を取り除けば、翌年に葉を出して綺麗になります。
アガパンサスを切ったりすると白い液が出ますが、たまにかぶれる場合があるので、肌が弱い方は直接触らないよう注意して下さい。

学名がアガパンサス(Agapanthus)といいますが、ギリシャ語のagape(アガペ 愛)とanthos(アントス 花)の2単語が組み合わさったと思われます。
単語の通り、「愛」や「恋」に関連する花言葉が多くみられます。
ギリシャ語のアガペは、この世に生まれてすぐ存在するつながりを重視した愛の概念のこと。なので、花言葉も優しい気持ちなど、恋愛だけではない、大きな愛を指すことも。
なので、アガパンサスは愛の花と西洋では言われているわけです。

ちなみに英名はLily of the NileだとかAfrican lilyと言われ、その名のごとく南アフリカ原産の花です。
和名は紫君子蘭とも言われていますが、確かに似てるかも?