ジュエルオーキッドという植物をご存知でしょうか?
観葉植物として注目されていて、テラリウムや水槽などの少しデコレーションが強めな寄植えなどに使われているのを見ます。
オーキッドとは、蘭という意味です。
つまり蘭の一種で、日本だとシュスランの仲間です。
シュスランの中でもジュエルと名前がつくのには、宝石のように美しい葉をもっていることからです。
葉はなめらかなビロードのような手触りをしています。
注目するべきは葉脈!
葉脈が宝石のようにキラキラと光ります。
これはジャングルの薄暗い木々の下で、光合成をするために出来るだけ光を乱反射させるために光るようになったと言われています。
これはもう、実物を見ないと魅力が分かりませんので、ぜひ店頭などで探して欲しいです。
ちなみにジュエルオーキッドは比較的暗く、湿度が高い場所に育ちます。
なので直射日光が当たる場所はNG。
しかも湿度が高いのは好きですが、土がずっとジメジメしているのは嫌がります。
霧吹きなどで水を葉にたくさんかけるのはいいですが、水やりは土が乾いてからにして下さい。
栽培は蘭用の土、もしくは水苔を使います。
あまり栄養価が必要ないので水苔で十分育ちます。
賃貸住宅など、土を家の中に入れにくい方も育てやすいです。
最後に、注意して欲しいのはハダニが発生しないように気をつけて下さい。
ジュエルオーキッドが好む湿度を高めることが一番の防除です。
美しい葉を目でみたり、触って愛でて見て下さいね~。