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竹の花

竹の花を見たことはありますか?
100年とか120年とかに1度咲くんでしょ?って知っているかもしれません。
実は100年とか120年とかはめったに咲くことがない例えのこと。
開花の周期はまだまだ分かっていないことが多いのです。
古い新聞などで開花が確認できるのは60~120年くらいのようですね。
1970年前後に栽培されていた真竹(マダケ)が一斉に咲いて、その後竹が枯れて全国的に竹不足が起こったと記録があります。

竹はイネ科の植物で、花は米の花によく似ています。
花びらがなく、ほとんど雄しべが締めています。
開花が終わると、非常に低い確率で実がなるらしく(今回調べていて初めて知りました!)食べるとお米に似たような味がするとか!!!食べてみたい!

1つの竹林は地下茎で繋がった1個体のことが多く、1本の竹の寿命は10~20年です。
たけのこが生えては枯れるというふうに60~120年くらい繰り返し、寿命がくると花を咲かせます。
咲くタイミングが60年と長いのは、まだまだ竹の花が不明なことが多いため。
どうして一度にまるごと消えてしまうのか、それとも生まれ変わるのか、分かっていることがあまりありません。
また、花が咲くのは環境変化に対応するか、何らかの危険に直面したのか、病原菌などによるのか…
身近な植物なのに謎が多いですね。

もし近くで竹の花が見られたら、珍しいのでぜひよく観察して下さい!

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