· 

小豆島石

前回の豆知識に引き続き、花崗岩の中でも関西で特に馴染みのある(?)小豆島石についてお話したいと思います。
小豆島と聞くと、今はオリーブ!っと答える方が多いかもしれません。
確かにオリーブも有名ですが、石も大変有名です。
特に大阪城の再建(徳川氏による)の時に沢山の石が島から渡りました。
今も島には、ノミの残る石が点在しており「残念石」と言われて親しまれています。残念とは、大阪に行けなくて残念ね、という意味だそうです。

小豆島石は、御影石と同じ花崗岩と、そして安山岩があり、花崗岩の中でも白系とサビ系の2色あります。
小豆島石を割ると、色幅や模様が様々で、物によると「虎石」と呼ばれるほど縞模様の美しい石もあるとか。
しかも月日が経つにつれて色合いが変わるため、1点ものと言えるのが小豆島石の特徴かもしれません。
色合いが様々(やや茶色みがある)で色幅が豊かなので、石垣にすると優しい色合いになります。野面積みなどをすると大変野趣あふれる雰囲気です。

小豆島石は大阪城再建に使われた石として、また御所の石橋として使われているのが有名だと思います。
大阪城に運ばれた巨石は沢山ありますが、写真の巨石は重さ200tというから桁違いです。
島と川をうまく利用して運ばれたと言われていますが、現在のクレーン持ってしても大変な工事だと分かるので、江戸時代はさぞかし大規模な工事だったと想像されます。
大阪城はこれ以外も沢山の巨石を見つけることが出来ます。
城を訪れた時は、ぜひぜひ色々探してみて下さい。

また小豆島に旅行したときは、オリーブだけではなく、石にも着目してみて下さいね!