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松の基本剪定について

秋から冬にかけて、松の大事な剪定時期が始まります。
今回は松の剪定について、簡単に説明をします。

松の剪定は大まかに年に2回行います。

ミドリ摘み
出てきた新芽をかき取る作業で、引き締まった樹形を維持するために行います。
松の新芽のことを「みどり」と呼ぶことから作業の名前がつきました。
基本的に新芽が出る時期に行うため、作業の時期には地域差が出ます。
新芽が出たらできるだけ早く、新芽が柔らかいうちに行います。
西日本では大体4月はじめ頃、遅くても5月には行います。

透かし剪定
松は思った以上に日光を必要としています。葉が茂りすぎると幹全体に日光がまんべんなくあたらず樹勢が衰えることもあります。
無駄な枝を剪定し、日当たりと風通しを確保します。
透かし剪定をしながら「もみあげ」と呼ばれる、枯れた古い葉をとる作業を同時に行います。
透かし剪定は松の樹勢が落ち着く秋頃に行います。

松の樹勢は非常に強く失敗しても枯れることが殆どないため、素人が庭木の剪定を行う分にはあまり技術や時期を考える必要はありません。
しかしよりクオリティの高い庭を作っていきたい、精緻な松を目指したい、というのであれば、手をかければかけるほど作り混んでいけるのも松の良いところです。
しっかり手をかけて理想の松を作ってみませんか。