先日、弊社の社員が現場近くで竹の花が咲いているのを見たそうです。
珍しいな!とビックリしたと言っておりまして、実際、竹の花はめったに見られないものとして知られていて、未だにメカニズムなど謎に包まれています。
モウソウチクの開花は120年周期と言われています。
しかし1人の研究者が開花を追いかけられないため、実際に120年なのか未だによくわからないそう。
開花したモウソウチクは枯れるのですが、同じく120年周期と言われているハチクは枯れないでまたタケノコが出てくるから謎ですね!
マダケは文献によっては1950年から1960年にかけて全国的に開花しています。
開花後にマダケの竹林が一斉に枯れ、竹資源が枯渇したとか。
意外と身近で影響が出たりします。
竹の花が咲くと不吉と昔から言われますが、これはただ単に珍しいからというのと、一斉に開花して枯れるからだと考えられます。
実は実際に被害も…
インドでは竹が咲き、その後つける実が野ネズミの餌となるため、竹が一斉に咲くと、その後に野ネズミが増えて壊滅的な農業被害を引き起こすことがあるとか。
それが竹の花は不吉の前兆という民間伝承が生まれたとされています。
不思議な竹の花。見つけたらじっくり観察してみたいものです。