
先週の豆知識は竹の花だったので、竹つながりでもう一つ。
春にタケノコを食べるというのはよくありますが、秋に食べられるタケノコを知っていますか?
四方竹(しほうちく)と呼ばれる、、高知などで栽培されている竹です。
原産は中国南部で常緑性の竹、明治に高知県などに入ってきたと言われています。
横に切って断面を見ると、四角い形をしています。名前の由来となっているわけです。
普通のタケノコは土の中から掘りとりますが、四方竹の収穫は出てきたタケノコを手でポキっと折るだけ。
とても取りやすいことから、子供時代にとりにいっていた!という社員がおりました。
収穫は秋の1ヶ月ほどで、皮を剥くとキレイな黄緑色をしています。
タケノコとは言ってもアクが少なく、あっさりしているため下ごしらえが簡単。
カツオや鶏肉と一緒に似たり、真ん中の穴に寿司飯を詰めたり、サラダにしても美味しいそうです。
採れる時期が変わっているのと、期間も短いのであまり目にすることが少ないと思いますが。
秋に四国を訪れる機会があったら、ぜひ特産品売り場などで探してみて下さい。
※四方竹の写真が無かったため、JA高知県の写真をお借りしております。JA高知県のHPはこちら