· 

アルカリ性の土壌矯正について

土壌がアルカリ性だったりすることで、様々に植物に影響が出ます。マグネシウムや鉄などのミネラルの吸収が妨げられて、植物の育ちが悪くなり、病気が出やすくなります。
コンクリートで囲まれた場所ではアルカリ性になりやすく、ツツジ類の生育が特に悪くなることがよくあります。特に埋立地や海岸線、コンクリート再生材が産められた場所などは要注意です。

アルカリ性の土壌を矯正するには、土壌改良材として無調整の酸性土壌ピートモスを混ぜ込んだり、硫安などの酸性肥料を混ぜ込むのが一般的です。
しかしアルカリ性の土壌を矯正するのは難しく、それだけではなかなか効果が出ないことがあります。
高価なアルカリ矯正剤もありますが、ここで試してほしいの堆肥を一緒に混ぜ込むことです。

バーク堆肥や牛糞堆肥など、有機質である堆肥はpHが安定していませんが、ピートモスと一緒に投与することで土壌が自然と弱酸性になることがわかっています。

アルカリ性の牛糞堆肥も?と驚かれる方もいるかもしれません。勿論、混ぜたばかりはpHはアルカリ性に傾きます。

しかししばらくすると自然に酸性に改善できるんです。有機質なものって本当に不思議です。
堆肥やピートモスを土壌に混ぜ込んだらすぐには植物を植えないで、少しの間落ち着かせることが大事。
生育が悪いアルカリ性の場所で、ぜひ試してみて下さい。

関西造園土木株式会社

〒652-0047

神戸市兵庫区下沢通2丁目2番21号

TEL:078-575-0451

FAX:078-575-0455

MAIL:office@kanzo.com

 078-575-0451