ススキの季節になりました。あちこちで綺麗な穂を見かけます。
最近はナチュラルスティックランドスケープの流行りのお陰か、厄介者だったススキですが美しいグラス類としての認識が高まってきました。この時期、光を帯びて美しい姿に惚れ惚れすることがあります。
ススキの穂は、花のように見えますが、実は種子です。
種子に白い毛が生えていて、穂全体が白っぽく(品種によっては赤っぽく)見えます。
ススキの種は風媒花と呼ばれる、風にのって広がるようになっていて、それで毛、芒(のぎ)が生えています。
では花は?というと、種になる前に、ぶら下がるように小さなつぶつぶした花を咲かせます。雄花です。
花が短いのと目立たないので、気が付かないことがよくあります。
兵庫県ではススキの名所として砥峰高原が有名です。
様々な映画やドラマにも登場する景勝地です。
この季節、ぜひ見に行っては如何でしょうか。
ただし、イネ科のアレルギーがある方は注意して下さいね。