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オオキンケイギク

特定外来生物という言葉を聞かれたことはありますか?
もともと、その地域にいなかったもので、人間の活動によって他の地域から持ち込まれた生き物を「外来種」といいます。ほとんどの外来種は環境が変わると定着することは出来ませんが、中には環境があい、他の種を蹴散らしてでも定着し、どんどん繁殖して在来種を駆逐してしまうものもあったり、在来種と交雑してしまうものもあります。
こうした外来種を侵略的な外来種として「特定外来生物」に指定されます。
特定外来生物は生態系に悪影響を及ぼすだけではなく、農業や漁業、畜産などへの被害があったり、毒性などから人の生命や身体にも危険があることもあります。

造園の分野でもこうした問題はあり、かつては植えられていた植物も植えることが出来ないものがあります。良かれと思って海外から持ち込まれた緑化植物の中にも、今となると特定外来生物に指定されたものも。もちろん、未だにこうした問題は新しい品種が日本に紹介され、育種・販売されるため耐えることはありません。

その中でも今の時期よく見かける「オオキンケイギク」をご紹介します。
オオキンケイギクは北アメリカ原産で、30~70cmの高さまで伸び、印象的な黄色い花を咲かせます。花期は5~7月頃で、土手などの斜面、中央分離帯などで群生しているのを見ることがあります。ワイルドフワラー緑化や花壇のポット苗などで利用され、特に道路の法面緑化等に大量に使用されていました。しかし分布を広げると在来の植物の生育を抑制したり、時として減少や消滅もさせてしまいます。
この植物のやっかいなところは見た目が大変可愛らしくて、地域住民に可愛がられていることもしばしば。特定外来生物ですよ、と言ってもそのままになるケースがあります。

また未だに園芸品種として花苗が売られており、花壇などの材料にと買ってしまうこともあるようです。

周辺で見たら可愛いからといってそのまま放置せず、結実する前に根から抜き取りをして下さい。

また売られている花苗で学名が「Coreopsis lanceolata」となっているものは買わないようにしましょう。学名が書いて無くて、見た目で違いがわからない場合はお店で確認をお願いします。特に「コレオプシス」という名前の場合は注意が必要です。

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