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造園に関する施肥量の計算について

植物を元気で健康に育てたい、というのは育てている皆さんの思うのではないでしょうか。

しかしいざ肥料を用意する時に、何をどれくらい用意しようか?と悩むかもしれません。
調べると肥料の計算式がネットなどで出てきます。
しかし農業では1アールなど使うため単位が見慣れないものだったり、規模が大きすぎてよくわからない等あるかもしれません。
今回はその計算式を簡単に説明したいと思います。

例えば、芝生の窒素肥料は、3g/㎡必要だと言われています。
一般的な化成肥料、8-8-8という肥料を用意した場合、窒素が8%含まれています。
そうなると、計算式は下記のようになります。

施肥基準3g÷窒素含有割合0.08(8%なので)=施肥量37.5g/㎡
つまり、1000㎡の芝生広場には37.5kgの肥料が必要になる、と計算できます。

しかし、植物によって施肥基準や窒素含有割合はどうやって調べるの?と思うかもしれません。
施肥基準は農業分野では公なデータが沢山あるのですが、我々造園業が扱う樹木や草花はどこにも書いていない…
そこで見てほしいのは、肥料の袋です。各メーカーさんが袋の裏側に草花などの使用料として表にして載せてくれています。また含有率の割合も載っているので、計算もすぐ出来るようになっています。

化成肥料はついつい一握りとかで覚えてしまいがちですが、適正な量を計算すれば、計画や用意に役立ちますよ。

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