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カメムシとのおつきあい

近年、大量発生しているツヤアオカメムシ。大体15mm内外の大きさで、夏に山のスギやヒノキの実を吸って繁殖します。花粉が多い年にはカメムシが多いというのは、スギやヒノキの実が大量に出来るからだと考えられています。
また、近年は建物内に入り込み越冬する個体も増えてきています。光に集まる習性(走行性)があるため、街灯や建物の照明に向かってきます。そうしているうちに建物内に入るようです。街灯や建物の照明を暗めにすると、集まってくる量が激減しますので、沢山集まりすぎて困っている場合は光量を考え直すのも手です。

家にうっかり入ってしまったカメムシや、居てほしくない場所に見つけてしまった場合、カメムシを逃がしたり、捕殺するときがあるかと思います。その時はうっかり上から圧をかけないように注意を。あのくさ~い臭いを出させてしまうと厄介です。
カメムシはあまり早く動けない上、手足もしっかりしていません。チリトリや下敷き、新聞紙や厚紙などでそっと足元を救うようにすると簡単に捕まえられます。殺す時はビニール袋の中で。
ちなみにカメムシの臭いニオイはカメムシ自身にとっても有害物質なのです。ビニール袋につかまえて口をしばっておくと、自身のニオイでマイッてしまいますよ。

不快だったり、有害だったりするカメムシはカメムシの中でもほんの少し。
中には益虫もいるようです。

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