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ハゼノキなどウルシ科は取り扱い注意

秋の紅葉のシーズンに、一際真っ赤になる木があります。その名も「ハゼノキ」。非常に美しい赤色なので思わず手が伸びることもありますが、これ、ウルシ科の木です。人によってはかぶれることもあるもので注意が必要です。
かつて果実から蝋をとるために輸入栽培し、それが鳥などに運ばれて日本各地に広がり野生化したと言われています。

そのため、山や公園、庭先にいつの間にか生えてきた、ということも。
ウルシ科の仲間で、ヤマウルシやヌルデなども同じく良く実生で生えてきます。
困ったな~と伐採をしようと思った場合、まず時期を選んで下さい。
ハゼノキの成長が緩やかな冬であれば、かぶれる原因となる樹液が少なくなるからです。
また、作業は必ず長袖長ズボンで、上から雨合羽などを着ることをオススメします。樹液の飛散予防を。

手袋やマスクは必ずして下さい。ノコギリやチェーンソーを使う場合はゴーグルや防塵マスクをしましょう。

作業後は幹や葉など、ビニール袋にいれて所定の方法で処分してください。
着ていた雨合羽や手袋、ゴーグル、マスクを慎重に外し、こちらもゴミ袋へ。
手や肌についた場合はしっかり洗い流しましょう。

もし肌についたり目に入った場合は必ずお医者さんへ。ステロイドなどの治療を受けて下さい。

これから紅葉の季節。思わず目に入る赤々しいハゼノキやウルシ科の樹木たち。
くれぐれも気をつけてくださいね。

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