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香水と植物

香水に使われる花は沢山あります。花の美しさもさることながら、バラやジャスミンなどの香りは格別で、有名かつ人気があるのではないでしょうか。
とはいっても、バラには様々な種類の香りがあり「バラの香り」は一概に言うことは出来ません。甘い香りからオリエンタルな香り、スパイシーなものなど、奥深い世界があります。

また、花としてはあまり見た目を楽しむわけではないけど、香りとして大変人気なのがイランイランです。
花は原産地では1年中咲いているようですが、精油には5月から6月の早朝に詰んだ花を利用するそう。

他にも食べるイメージが有るウメやハーブ茶としても美味しいレモングラスも香りが良いので香水に。
また毒があるスイセンやニセアカシアなんかも香水として使われます。

香水を作るために必要な精油を花から抽出する方法は様々あり、一般的には水蒸気蒸留法という方法があります。
材料を蒸して精油を得るのですが、ハーブの抽出法としてご家庭でもされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのほか、圧搾法、溶剤抽出、CO2蒸留法などがあるそうです。
抽出方法は植物に合わせて選びます。それぞれ一長一短がありますし、手軽であっても酸化しやすい、なんてことも。植物の種類や用途にあわせて抽出方法を選択します。
しかし大掛かりな施設でないと出来ない方法(CO2蒸留法)もあり、しかし純度の高い精油を採れるそう!

精油は植物の花だけではなく、葉、樹皮、果実、種子などから抽出されます。

部位によって得られる香りが違うため、用途や好みなどでどの部分を使うか選択します。
精油づくりはなかなか難しいのですが、お茶や果実酒などで香りを楽しむ方法もあるので、できる範囲でチャレンジしてみて下さい。

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