
夏の花として親しまれているアサガオ。元は中国から薬草として伝わったと言われています。様々な品種が生み出され、花びらの形が変わった変化アサガオなど、今も愛好家はたくさんいらっしゃるようです。
ヒルガオ科のつる性植物で、5月から10月ごろまで咲きます。
アサガオは何時から咲いているんだろう?と疑問に思ったことは無いでしょうか。朝起きたらすでに咲いていることが多く、育ててみてもなかなか開花の瞬間に立ち会うことが出来ません。
実は開花の時間は日没の時間が関係しています。日没からだいたい9~10時間ほどで花が咲きます。
例えば、夏至の頃は19時頃に日没となりますが、開花の目安は計算すると4時となります。
夏至をすぎると日没は徐々に早まってきます。そうするとアサガオの開花時間もどんどん早まっていき、9月上旬頃の18時くらいの日没になると、3時から咲いていることに。
だからなかなか開花に出会えないんですね!?
むしろ宵っ張りして3時まで起きてたら見れるかも?
アサガオのように「かお」と名前につく花は、他にもヒルガオ、ヨルガオなどがあります。またアサガオの中には短日植物に分類される「リュウキュウアサガオ」という品種もあって、上記の開花時間とは違った咲き方をします。
ユウガオはナス科です。カンピョウの元となるウリが出来るのでよく知られているので間違う方は少ないでしょうか。
夏らしい花、アサガオ。学校の理科学習で育てた、という方も久しぶりに育ててみませんか?