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ギンモクセイの特徴

中国原産のモクセイ科の常緑樹です。秋に強く香るキンモクセイの元々はギンモクセイで、キンモクセイは変種にあたります。
モクセイというのは動物のサイの皮膚を意味していて、樹皮が似ているからとされています。
確かによくよく見ると、サイの皮膚と似てるような気がしますね?

ギンモクセイは江戸時代に日本にきました。
キンモクセイの方が人気ではありますが、造園業では「モクセイ」と言うとギンモクセイを指します。

ギンモクセイの葉は8~15センチ、幅3~5センチほどです。
対生と呼ばれる、枝から左右に線対称に生じる葉をもちます。
葉には1センチほどの柄があり、常緑らしく厚みがあって、縁にはギザギザとした鋸歯を持つものもあります。ただし鋸歯は葉によっては生じないこともあります。
キンモクセイととても似ていますが、葉をよく比べてみるとキンモクセイよりもギンモクセイの方が幅広です。

見分けるのに一番わかりやすいのは花の色です。キンモクセイもギンモクセイも同じような小さな花が並んで咲きますが、色は白色です。
花先は深く4つに分かれ、ガクも4つに裂けています。
ギンモクセイは雌雄異株で雄木には雄花が、雌木には雌花が咲いています。
キンモクセイには劣りますが、香りがある花は9月から10月にかけて、だいたい7~10日間咲きます。

日本では生垣によく使われることがあるため、秋に花が咲いている垣根を見つけたら近寄って見てみると見つけられるかもしれません。

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