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クビアカツヤカミキリに注意!

クビアカツヤカミキリとは東アジア原産のカミキリムシ科の昆虫で、中国、韓国、台湾、ベトナム等に分布し、サクラ、モモ、アンズ等サクラ属果樹の重要害虫として知られています。

見た目は、体長2.5~4.0cm、首が赤く、体が黒色で艶があります。
平成24年に愛知県で初めて発見されて以来、着々と勢力を拡大しました。
令和7年2月現在、15都道府県で確認されています。関西は2府4県、つまり全ての県にいることが分かっています。

平成30年に特定外来生物に指定されました。

カミキリムシの幼虫が木に入っている場合、株元に木くずが散らかるのが特徴です。特にクビアカツヤカミキリは独特なフラスと呼ばれる木くずを出します。
普通だと粉のような散らばる形状なのですが、クビアカツヤカミキリのフラスはショートパスタのように固まった状態になります。
そのため、木くずの特徴で虫を発見することが出来ます。

クビアカツヤカミキリの防除方法はシートで覆って物理的な防除をする場合と、薬液をつかって科学的に幼虫を殺す方法があります。
最近はよく効く薬剤が開発されてきましたが、使えない樹木の種類もあるため、防除はなかなか進んでいません。
もしクビアカツヤカミキリを見つけたら、お近くに自治体に報告をお願いします!

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