建材や道具、家具などにも使われる木材ですが、そういえば何で木材って使いやすいんだろう?と考えたことはありませんか?
木材の性質には、主に4つあります。
1つめは軽くて丈夫、2つめは断熱効果が高い、3つめは耐火性がある、そして4つめに優れた調湿性があるということです。
すでに物凄いポテンシャル!と感動ですよね。
その中で、軽くて丈夫というのはなぜ両立するのか不思議に思いませんか。
木材の組織をよ~く見てみると、繊維がハニカム構造をしています。
ハニカム構造とは、正六角形、または六角柱が隙間無く並んだ構造のことを言います。蜂の巣を思い描いていただくと分かりやすいと思いますが、この美しい構造がまさにきも!
木材は中空のパイプ形状の細胞が隙間無く並んでいるために、この軽いのに丈夫という性質の両立が可能なのです。
そしてこのハニカム構造は空気や湿気を吸っているため、熱伝導率が低く、夏は涼しく冬は暖かい木造住宅になります。また湿度の調節機能があるため、住みやすい家となるわけです。
神戸市では現在、街路樹などで空洞が見つかった時に伐採しますが、その木の状態が良ければベンチなどに加工して再利用するプロジェクトを盛んに行っています。
私達に木陰を提供してくれていた木々、要らなくなったから捨てるというのではなく、様々に活用され、いつまでも身近に私達を見守ってくれる存在となっています。これも、軽くて丈夫で使いやすい性質があるからこそ。
樹木って本当に沢山の魅力に溢れています。
