造園業では普通に使っているグランドカバーという言葉。
そういえば業界用語になるのでしょうか?
英語ではGround coverもしくはGround cover plantsと言います。
漢字で書くと地被植物ですが、地に被っている植物、つまり地面を覆う匍匐(ほふく)性の植物を指します。
多くは植えっぱなしでもいい手がかからない植物を選びますが、場合によっては少し高さがあるもの、葉が大きいもの、イネ科の植物などを指す場合もあり、言葉には揺らぎがありますが、概ね機能は同じ「地を覆う植物」です。
常緑か落葉かはあまり限定されませんが、多くは常緑を選ぶことが多いです。
グランドカバーにはどういった植物を選ぶかによって、様々に機能を備えることが出来ます。
例えば宿根草のイベリスは、春に真っ白な花が一面に咲いて美しいです。
しかし覆うほどではないため、株と株の間や枝と枝の間から雑草が生えることがあります。
宿根草のアジュガは半日陰などに向きますが、大型になる植物の根元などにも使えます。花も咲きますが、ビッシリと地面を覆うため雑草避けの機能がすごいです。
セダムやイワダレソウは日当たりの良い、踏圧のある場所でビッシリと覆う力があります。他の植物を寄せ付けないため、寄植えには向きませんが、グランドカバーとしての能力は確かです。
こうして、植物によって、花や葉での美観向上、雑草の抑制、泥はねの防止、気温上昇の抑制、などの機能・効果を選ぶことが出来ます。
もちろん、芝生もグランドカバーといえます。
さまざまな用途にあわせて植物を探すのはプロとしての魅せどころ。
また美しいグランドカバーを維持するのも技術・技能が要るものです。
貴方はどんなグランドカバーを所望しますか?
