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植物と湿度の関係性

植物にとって湿度は大変重要です。
しかも私たち陸上の動物とは違い、地上にも地下にも身体がある植物だからこそ、それぞれの湿度が影響を及ぼします。
植物が枯れる原因は様々ですが、その多くが湿度が関係していると考えても間違いありません。

例えば湿度が高い状況を考えてみます。
空気中の湿度が高いと、葉からの蒸散が抑制されるため、植物体の水分が逃げません。
新芽や若葉の展開がしやすく、細胞の伸長を促します。葉が大きくなる理由でもあります。
また土壌が適度な適温・湿気の場合、植物の活動に欠かせない植物が利用できる水分も多くなるため、葉のハリが保たれイキイキとします。

しかし空気中の湿気が多いと、葉からの蒸散が減ることで水分や養分の移動が鈍くなり、成長度合いもゆっくりになります。
菌が生育しやすい環境でもあるため、病気になりやすい環境になります。
また花粉が飛びにくくなるので、風媒花などは受粉が妨げられます。
土壌の湿り気が行き過ぎたり、常に加湿の状況に陥ると、土壌の酸素不足になったり病原菌によって根が腐敗してしまい、根腐れと呼ばれる状態になってしまいます。そうすると根から水分が吸い上げられなくなってしまい、枯れてしまうこともしばしばあります。
特に暑い時や寒い時の湿度の高さは、これらの状況をより悪くしてしまいます。

逆に湿度が低い場合はどうでしょうか。
葉は蒸散が促進されるため、水分や養分の移動が活発になり成長が良くなることが知られています。例えば水耕栽培しているビニールハウスの空中湿度を抑えると、実形成などがより多くなります。
カビなどの菌が発生しにくかったり、活動が抑制されることで、病気の蔓延なども抑えられます。

しかし湿度が低いことで、あらゆる水分不足には陥りやすい状況ともいえます。

空気中も土中も湿度が低いと、あっという間に葉先が丸まり、葉の先端から枯れ始めてしまいます。

以上から、湿度は空気中と土中のバランスになりたち、そこに温度が絡むと植物の品種によっては耐え難い苦痛や、一層の成長も見込めます。
梅雨のこの時期、植物がどのような成長を見せているのか、しっかり観察してあげると良いですね。

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