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芝生に潜む危険!メリケントキンソウ

近年問題になっているメリケントキンソウという植物をご存知ですか?
問題は種に鋭いトゲがあり、人にトゲが刺さって怪我する恐れがあります。
草丈が3~20cmと小さく、芝生地に生えると芝刈機の刃をかいくぐってしまうため、初夏の気持ち良い時期に芝生に寝そべったときに、痛い!ってことも。
実際に公園などで発生し、怪我したという話もチラホラ聞くようになってきています。

メリケントキンソウは、南アメリカ原産のキク科の一年草で、秋頃に発芽し、4~5月に開花、5~6月に結実します。
繁殖力が大変旺盛で、茎は枝分かれして地表を覆うように成長します。
春開花後、すぐにトゲのついた種子を準備し始めます。
夏から秋にかけて結実した果実は茶褐色になり、非常に鋭い硬いトゲをもつ種子となってバラバラと拡散されます。
拡散は、トゲが靴の裏やタイヤに刺さって、繁殖地を拡大している実態が分かっています。
無意識に私たちが分布を広げてしまっている、ということなのです。

メリケントキンソウを拡散させない、駆除、駆逐するためにはどうしたらいいのでしょうか。
鍵は秋と春の対応です。
秋頃の発生時には、選択性除草剤(芝生地であれば)や茎葉吸収移行型のグリホサート系除草剤散布を行いましょう。
同時に、3~4月頃に開花前の人力除草と選択性除草剤の散布が効果があります。

人力除草した草本は必ずゴミとして出して下さい。くれぐれもコンポストなどに投入しないようお願いします。
刈込などはちぎれた茎の節から芽を出して成長させてしまうことがあり、時期によっては種子を拡散させてしまうこともあります。発生していないかどうかを確認して、草刈機を使うかどうかを判断お願いします。
また4~5月頃の人力除草時は必ずメリケントキンソウが無いか確認し、有った場合は革手袋を着用して抜き取りや種子の回収を行うようにして下さい。

出来るだけ早期発見し、すぐに駆除するのが大切です。
除去は時間もお金もかかりますし、怪我などもってのほか。
除草剤を使えない場所などは、特に見つけたらすみやかに対応をお願いします。
既にはびこってしまっている場合は、薬剤の使用を検討して下さい。

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