
バナナがなっているのを見たことありますか?沖縄県や鹿児島県で生産されていることや、四国や関西でも温暖な場所では庭先に育っている、ということもあると思います。
バナナの原産は東南アジアとされていて、樹高は1~5mほどになります。成長には十分な日照が必要で、日当たりが良くないと実が小さくなってしまうそう。
図鑑などを確認すると、バナナは多年草に分類されます。
つまり、草本ですね。
2018年に豆知識で「木本と草本の違い」を書いたことがあるのですが、形成層がなく固くならないため、バナナは草本ということです。
ただ、バナナの実って大きいし、沢山なるし、結構重いじゃないですか。
木ではないということは、それを支えるしっかりした形成層がある幹がないということです。
なのでバナナがなると茎がたわみ、折れてしまうこともあるそうで、生産地では紐で引っ張ったり、支柱をするなどの策がとられます。
また、葉が大きいためか、風や雨の影響もすごい。
支柱は欠かせない、というわけです。