連載中!造園の豆知識 · 15日 12月 2025
樹木にくっついて生活する植物たちには、寄生植物と着生植物があります。 寄生植物とは、生きた植物から栄養分を吸収する植物のことです。 葉緑素を持たず光合成をしない全寄生植物、ナンバンキセル、ラフレシアなどがよく知られています。また光合成はするが水など吸収する半寄生植物、ヤドリギ、ビャクダンなどがあります。...

連載中!造園の豆知識 · 08日 12月 2025
朝の鳥の鳴き声が多い場所は、手入れが行き届いているサインと言われています。 鳥は風通しがよく、見通しのよい場所に集まる=樹木の間隔や剪定が適正であるサインなのです。 なぜ鳥がいると「良い植栽空間」なのか? 鳥は本能的に、 ・風通しがよい ・見通しがよい ・天敵に襲われにくい開けた枝の状態 を好んでとまるそうです。...

連載中!造園の豆知識 · 01日 12月 2025
クビアカツヤカミキリとは東アジア原産のカミキリムシ科の昆虫で、中国、韓国、台湾、ベトナム等に分布し、サクラ、モモ、アンズ等サクラ属果樹の重要害虫として知られています。 見た目は、体長2.5~4.0cm、首が赤く、体が黒色で艶があります。 平成24年に愛知県で初めて発見されて以来、着々と勢力を拡大しました。...

連載中!造園の豆知識 · 25日 11月 2025
除草していたら気が付かないうちにびっしりズボンについている、ということがあります。 秋から初冬にくっつき虫として悩まされるアレチヌスビトハギ。 ハギはハギでも、北アメリカ東部原産の帰化植物で、1940年に大阪で採集されたのが国内初で、それから広がりました。...

連載中!造園の豆知識 · 17日 11月 2025
鮮やかな花を見ているとどのように進化してきたのか、ふと考えることがあります。 調べてみると、白亜紀初期、1億2500万年前ごろから花はあったのではないかと言われています。 1998年に中国で発見された化石は水草のような葉と茎、果実が確認され、アルカエフルクトゥスと名付けられました。...

連載中!造園の豆知識 · 10日 11月 2025
造園用語で「かっくい」をご存知ですか? 切残した枝が枯れたところを「かっくい」と呼びます。 見た目も悪いのですが、樹木にとっても良くないです。 枝を適切な場所で剪定すれば、木は腐食などをおこさず傷口を自ら綺麗に塞いでくれます。 しかしそのままにしておくと、菌がはいったり、枯れた部分が上から落ちてきたりと、良くないことが多いです。...

連載中!造園の豆知識 · 20日 10月 2025
中国原産のモクセイ科の常緑樹です。秋に強く香るキンモクセイの元々はギンモクセイで、キンモクセイは変種にあたります。 モクセイというのは動物のサイの皮膚を意味していて、樹皮が似ているからとされています。 確かによくよく見ると、サイの皮膚と似てるような気がしますね? ギンモクセイは江戸時代に日本にきました。...

連載中!造園の豆知識 · 14日 10月 2025
松クイ虫と一般的に呼ばれるのは、マツを枯らす原因となる「線虫(センチュウ)類」を運ぶ虫のことで、それはマツノマダラカミキリをさしています。 マツノマダラカミキリは、成虫は体長3cmほどで寿命は1年ほどです。北海道を除く各県で分布しています。夜行性のためほとんどいることはありません。 生態のサイクルは下記の通りです。...

連載中!造園の豆知識 · 29日 9月 2025
そろそろ緑地管理で樹木の剪定をする時期となりました。 樹木の剪定をする時、どこで切ったら良いのだろう?と迷いませんか。 樹木は枝を切った時に腐朽菌(ふきゅうきん)が切り口から入り、高温多湿の時期に胞子や菌糸によって広がり、腐朽(腐って崩れていく、または傷んでいくこと)していきます。...

連載中!造園の豆知識 · 22日 9月 2025
樹木の調子が悪いから見に来てと言われ見に行った時、植えたばかりの樹木が生長していなかったり、枯れ始めていた場合は、ほとんどが根元の問題はあることが多いです。 根の状況が悪い場合は、写真のように樹木は上から枯れていきます。 潅水が足りない時によくこうなりますが、逆に水が多く水はけが悪い場所でもこうした枯れ方をします。...

さらに表示する

関西造園土木株式会社

〒652-0047

神戸市兵庫区下沢通2丁目2番21号

TEL:078-575-0451

FAX:078-575-0455

MAIL:office@kanzo.com

 078-575-0451